棟梁
組織や仕事を束ねる、中心人物 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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「棟梁」のその他の用法については「棟梁 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
棟梁(とうりょう)は、組織や仕事を束ねる長や中心的人物を指す語。建物において重要な構造をである棟と梁を踏まえた語。
日本で設計施工の分離がなされたのは明治時代で、それ以前の棟梁は建築士であり、現場監督であり、積算者であり、渉外者であり、職人であり、大工を束ねる経営者でもあり、それら全てを担う者を指していた。
類語として頭領や統領とも。古くは武家における一族・一門の統率者の意味で用いられていた(源頼朝を源氏の棟梁と呼んだり、征夷大将軍を武家の棟梁と呼ぶなど。詳細は武家の棟梁を参照)。
現代では一般に大工・石工の元締めや現場監督、現場代理人などを指すことが多く尊称として扱われる。親方と類義語であるが、大工・石工以外の親方を棟梁と呼ぶことは少ない。