潮解(ちょうかい)は物質が空気中の水(水蒸気)を取り込んで自発的に水溶液となる現象のこと。
潮解は、結晶表面に微小体積の飽和水溶液があり、その飽和蒸気圧が大気中の水蒸気圧より小さいときに起こる。大気中の水蒸気が飽和水溶液表面に取り込まれ、飽和水溶液が薄まる。しかし結晶の物質量は十分に大きく多少の水が結晶を溶かしても結晶が溶け尽くすことはない。したがって飽和水溶液の量は増え続け、やがてすべての結晶を溶かす。さらにその溶液の水蒸気圧が大気中の水蒸気圧と等しくなるまで薄まっていき、それ以上の水の吸収は停止する。
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