紅柱石
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紅柱石(こうちゅうせき、andalusite、アンダルサイト、アンダリュサイト)は、鉱物の一種。組成はアルミニウムのケイ酸塩 (Al2SiO5)。比重 3.1。モース硬度 7.5。斜方晶系。スペイン・アンダルシア州で発見されたと考えられたことから命名されたが、実際にはカスティーリャ・ラ・マンチャ州グアダラハラ県のエル・カルドソ・デ・ラ・シエラ(スペイン語版)で発見されたと考えられている。
概要 紅柱石, 分類 ...
紅柱石 | |
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分類 | ケイ酸塩鉱物 |
化学式 | Al2SiO5 |
結晶系 | 斜方晶系 |
へき開 | 二方向に完全 |
断口 | 一方向に完全 |
モース硬度 | 7.5 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 白色、緑色、ピンク色、灰色、茶色、赤色、 |
条痕 | 白色 |
比重 | 3.16~3.2 |
蛍光 | 黄色がかった緑色 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 | |
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同一化学組成では、他に多形として藍晶石と珪線石がある(同質異像の関係)。紅柱石は低温・低圧で安定。
泥質岩起源の変成岩、ペグマタイトなどに産する。変質して白雲母になっていることがある。ブラジルやスリランカでは、宝石級の結晶を産する。宝石としてカットされることもあるが、多色性が大きい。
炭素包有物を含むものを空晶石(chiastolite)という。