カラーチャージ
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カラーチャージ(英: color charge)、あるいは単にカラーとは、強い相互作用を記述する量子色力学におけるチャージである。粒子の色(いろ)と呼ばれることも多く、まれに色荷(しきか)の邦訳も用いられる。
標準模型における素粒子のうちでカラーをもつ素粒子は強い相互作用を受けるクォークと強い相互作用を媒介するグルーオンである。1960年代にクォークの持つ自由度としてのカラーチャージの導入が同時期にオスカー・W・グリーンバーグ(英語版)[1]、韓茂栄(朝鮮語版、英語版)、南部陽一郎[2]、宮本米二、堀尚一により独立して提唱された。