薪ストーブ
ウィキペディア フリーな encyclopedia
薪ストーブ(まきストーブ、英: wood-burning stove)とは、薪を燃料とするストーブ・暖房器具である。 かつてストーブといえば薪ストーブを指し、中世頃より使われてきた[1]。その後石油暖房に取って代わられた。
近年、植林から得られた薪は再生可能エネルギーを使用したカーボンニュートラルで持続可能(SDGs)な燃料とみなされたことから、薪ストープの利用が増えた[2]。
一方でばい煙・有害ガス放出による大気汚染の進行、それらによる健康被害(気管支喘息などの呼吸器疾患、心疾患等)の増加が各国の保健機関から報告されている。また薪の需要が激増し森林破壊が加速していることからグリーンウォッシングやグリーンマーケティングとみなされ、使用禁止を求める運動も起きている[3][4]。 欧米等では規制が進んでおり、汚染が少ない電気式のクリーン暖房(ヒートポンプ 英: Heat pumpなど)への移行が促されている(#国外)。