バイダル(Baidar、生没年不詳)は、チンギス・カンの息子チャガタイの第6子で、モンゴル帝国の皇族[1]。
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『集史』などのペルシア語史料ではبايدار Bāīdār [1]と表記されるが、『元史』には該当する人名は記されていない。しかし、バイダルの末裔であるノム・ダシュが建立した「重修文殊寺碑」には拝合里(「合」は答か荅の誤り)と漢字表記されている[2]。また、『新元史』などの後世の編纂物では貝達爾、拝達児[3]とも表記される。
子にチャガタイ・ウルス(チャガタイ・ハン国)の第5代当主アルグがいる。