ペイル・ブルー・ドット
ボイジャー1号が1990年に撮影した地球の写真 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ペイル・ブルー・ドット(英語: Pale Blue Dot)は、1990年に約60億キロメートルのかなたからボイジャー1号によって撮影された地球の写真である。太陽系家族写真の1枚として撮影されたこの写真では、広大な宇宙に対して地球は0.12ピクセルの小さな点でしかない[2]。ボイジャー1号は当初の目的を達成して太陽系を離れるところであったが、カール・セーガンの依頼を受けたアメリカ航空宇宙局 (NASA) の指令によってカメラを地球に向け、この写真を撮影した。撮影された地球が淡く青い点(a pale blue dot)であったことからこの写真自体が「ペイル・ブルー・ドット」(Pale Blue Dot)と名付けられた。2023年現在、地球から最遠の場所で撮影された地球の写真である[3]。
1994年にセーガンはPale Blue Dot: A Vision of the Human Future in Space(英語版)(日本語題:『惑星へ』)と題する著書を出している[4]。