江名子バンドリ(えなこばんどり)[1][2]、江名子ばんどり[3]は、岐阜県高山市江名子の農家において農閑期の副業として江戸時代から生産されてきた蓑の一種。
製品としての江名子バンドリとその製作用具は、1975年(昭和50年)9月3日に日本国政府によって重要有形民俗文化財『飛騨の山村生産用具』(989点)の一部として指定された。更にその生産技術は『江名子バンドリの製作技術』として2007年(平成19年)3月7日に重要無形民俗文化財に指定された[1]。保護団体は1993年(平成5年)に結成された江名子バンドリ保存会である[1]。