アヴィニョン教皇庁
ウィキペディア フリーな encyclopedia
アヴィニョン教皇庁(フランス語: Palais des papes d'Avignon, ラテン語: Palatium paparum)は、1309年から1377年まで7代にわたる教皇のアヴィニョン捕囚から教会大分裂の時代、南フランスのアヴィニョンに設けられていた教皇宮殿(教皇庁)。
概要 アヴィニョン教皇庁 Palais des Papes, 所在地 ...
アヴィニョン教皇庁 Palais des Papes | |
---|---|
遠景 | |
所在地 | フランス、アヴィニョン |
座標 | 北緯43.9508度 東経4.8075度 / 43.9508; 4.8075 |
建築様式 | ゴシック建築 |
登録名: アヴィニョン歴史地区 | |
区分 | 文化遺産 |
基準 | i, ii, iv |
登録日 | 1995年 (19回世界遺産委員会) |
登録コード | 228 |
UNESCO region | ヨーロッパ |
閉じる
アヴィニョンに教皇が遷座された原因は、1303年の教皇ボニファティウス8世の死後、枢機卿団が分裂して教皇選挙(コンクラーヴェ)の実施に困難が生じたこと、および、アナーニ事件の事後処理に絡んでフランス王フィリップ4世(端麗王)の干渉に求められるが、これらに加えイタリア半島における教皇領での無政府状態がそれに拍車をかけた[1]。