エマオの晩餐 (ヴェロネーゼ)
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『エマオの晩餐』(エマオのばんさん、伊: La Cena in Emmaus, 仏: La Cène à Emmaüs, 英: The Supper at Emmaus)あるいは『エマオの巡礼者』(エマオのじゅんれいしゃ、仏: Les Pèlerins d'Emmaüs)は、イタリアのルネサンス期のヴェネツィア派の画家パオロ・ヴェロネーゼが1559年から1560年ごろに制作した絵画である[1]。油彩。『新約聖書』「ルカによる福音書」24章で言及されている復活したイエス・キリストのエピソードを主題としている。リシュリュー枢機卿が所有した作品で、現在はパリのルーヴル美術館に所蔵されている[2][3][4][5]。また異なるバージョンがドレスデンのアルテ・マイスター絵画館[4][6]、ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館に所蔵されている[4][7]。