クトゥルフ
「クトゥルフ神話」の名前の由来となった、架空の神 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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クトゥルフ(Cthulhu)とは、クトゥルフ神話に登場する架空の神、あるいは宇宙生物である。「大いなるクトゥルフ」などとも呼ばれる。
クトゥルフ神話の名に冠されている。初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフト(以下HPL)の小説『クトゥルフの呼び声』(The Call of Cthulhu、1926年)[2]。以降、多くの作品に登場している。人間では太刀打ちできない太古の地球の支配者であり、HPLの理念「コズミックホラー(人間の繁栄が宇宙からすれば短いものであるとした宇宙的恐怖)」を象徴するキャラクターとして、また「クトゥルフ神話」ジャンルの代名詞として知られている。
この固有名詞は人語ではなく、Cthulhuは英語の当て字にすぎないという設定がある。日本語では幾つかの表記がある(詳細後述)が、本項では、一般的な表記のひとつである「クトゥルフ」を用いる。