サキャ派
チベット仏教4大宗派の1つ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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サキャ派(チベット語: ས་སྐྱ་པ་、sa skya pa)は、チベット仏教4大宗派の一つ。時として赤帽をかぶることから、ニンマ派・カギュ派とともに西欧人に[1]赤帽派と呼ばれている宗派の一つでもあり、古くは「花派」と表記されたこともある。
後期密教の代表的な経典の一つである「喜金剛タントラ」(ヘーヴァジュラ・タントラ)を依経として、初発心と行道とが覚りの境地に等しいと説く「ラムデー(英語版)」(道果:どうか)を最奥義とする密教の教義、大成就法が他の宗派と異なる。無上瑜伽タントラの主要な五タントラを体系化した「五大金剛法」を取り入れ、顕教と密教の双方を重んじている。