スイスの賛歌
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スイスの賛歌(スイスのさんか、ドイツ語: Schweizerpsalm、フランス語: Cantique Suisse、イタリア語: Salmo Svizzero、ロマンシュ語: Psalm Svizzer)はスイスの国歌。
概要 Schweizerpsalm(ドイツ語)Cantique Suisse(フランス語)Salmo Svizzero(イタリア語) Psalm Svizzer(ロマンシュ語), 作詞 ...
Schweizerpsalm(ドイツ語) Cantique Suisse(フランス語) Salmo Svizzero(イタリア語) Psalm Svizzer(ロマンシュ語) | |
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和訳例:スイスの賛歌 | |
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作詞 | レオンハルト・ヴィトマー |
作曲 | アルベリヒ・ツヴィシク(1841年) |
採用時期 | 1981年4月1日(1961年から暫定国歌) |
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元々は1841年にスイスの修道士アルベリヒ・ツヴィシク(ドイツ語版)が作曲した。歌詞はレオンハルト・ヴィトマー(ドイツ語版)によってドイツ語で書かれ、4番まである。後に他の言語に翻訳された。
スイスでは伝統的に「呼び求めよ我が祖国(ドイツ語版)」(ヨハン・ルドルフ・ウィース作詞)を国歌なみに扱ってきたが、旋律が「国王陛下万歳」と同じであるために混乱を招くことがあった。「スイスの賛歌」を国歌にする運動は1894年以来存在したが、当局は承認を拒否してきた。1961年になって「スイスの賛歌」が仮の国歌とされ、その後20年にわたって暫定国歌であり続けたが、1981年になってようやく公式の国歌に認められた[1]。
しかし、教会で歌われた曲であることから歌詞が難解で堅苦しく、また「賛美歌と天気予報を交ぜたような歌だ」として人気が無いとされる[2][3]。