ダ埼玉
日本の埼玉県に対する蔑称のひとつ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ダ埼玉(ダさいたま)とは、「ダサい」と「埼玉県」を掛け合わせた造語である[1]。埼玉県を「野暮ったい」「垢抜けない」ものと見なして揶揄することを目的としている[1]。この造語は1980年代初頭、竹の子族という若者たちのファッションから着想を得たタレントのタモリによって考案されたもので[2]、自身が司会を務める『森田一義アワー 笑っていいとも!』内で発信したことを契機に1984年の流行語となった[1][2]。同義語にド埼玉があり、この造語と「ダサい」との組み合わせにより「ダ埼玉」に変化したのだともいわれる[1]。いちタレントの発言に端を発したこの造語は広く普及するとともに、語の使用のみならず、この語が含意する埼玉のイメージをめぐって、行政をはじめとする幅広い人々の反応を引き起こした[3]。以下では、その経緯や背景、その後に与えた影響について詳述する。