チェサピーク湾
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チェサピーク湾 (チェサピークわん、Chesapeake Bay) は、アメリカ合衆国東海岸首都ワシントンD.C.の東にある湾である。ポトマック川やサスケハナ川などが流れ込み、南北に細長い[2]。沿岸にはボルチモアやノーフォークなどの都市がある。東岸はデルマーバ半島である。面積は16万5800平方キロメートルである。
概要 チェサピーク湾, 位置 ...
チェサピーク湾 | |
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チェサピーク湾(ランドサット画像) | |
チェサピーク湾に流入する河川地図 | |
位置 | メリーランド州, ヴァージニア州 |
座標 | 北緯37.8度 西経76.1度 / 37.8; -76.1 |
種類 | 三角江 |
語源 | Chesepiooc, アルゴンキン族の言葉で「大きな川のそば(の村)」の意 |
主な流入 | サスケハナ川河口(ハバディグレイス) |
河川 | |
主な流出 |
大西洋(バージニアビーチの北) 北緯36度59分45秒 西経75度57分34秒 |
集水域面積 | 64,299 sq mi (166,530 km2) |
延長 | 200 mi (320 km) |
最大幅 | 30 mi (48 km) |
面積 | 4,479 sq mi (11,600 km2) |
平均水深 | 21 ft (6.4 m) |
脚注 | |
登録名 | Chesapeake Bay Estuarine Complex |
登録日 | 1987年6月4日 |
登録コード | 375[1] |
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殻ごと調理して食べられるアオガニ(英語版)のソフトシェルクラブとカキの名産地で、猟犬の一種であるチェサピーク・ベイ・レトリーバーの原産地としても有名。デルマーバ半島のチェサピーク湾口にチェサピーク湾クレーターが存在する。
流れ込む河川が多く、沿岸に三角江にカモ科などの水鳥が生息している。1987年にラムサール条約登録地となった[1]。
湾内にある面積わずか3平方キロのタンジール島(英語版)は、過去80年間で40㎝ほど周辺水位が上昇して陸地を浸食しており、今後25年以内に完全に沈むと予想されている[3]。