ナスル朝
過去にイベリア半島に存在したイスラム王朝 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ナスル朝(ナスルちょう、アラビア語: بنو نصر(Banū Naṣr)、スペイン語: La dinastía Nazarí、またはLa dinastía nasrí、ナスリー朝)は、イベリア半島最南部に13世紀から15世紀末まで存在していたイスラム王朝。1492年、この王朝がスペイン帝国に征服されたことで、キリスト教勢力によるレコンキスタ(再征服運動)が完了した。
グラナダに首都を置いたため、グラナダ王国(スペイン語:Reino de Granada)、ナスル朝グラナダ王国などとも表記される。国家の規模としては小さかったが、巧みな外交政策などを通じて独立を維持し、アルハンブラ宮殿にみられるような文化的遺産を後世に残した。