プログアニル
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プログアニル(Proguanil)は、抗マラリア剤の一つで、マラリアの予防に用いられる[1][2]。プログアニルはスポロゾイトに有効であり、熱帯熱マラリア原虫が赤血球内で増殖するのを抑制する作用を持つ。服用すると、体内で活性代謝物シクログアニル(英語版)に代謝される。
概要 IUPAC命名法による物質名, 臨床データ ...
IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
販売名 | Paludrine |
Drugs.com | Micromedex Detailed Consumer Information |
投与経路 | Oral |
薬物動態データ | |
代謝物質 | cycloguanine |
半減期 | ~20 h |
識別 | |
CAS番号 | 500-92-5 |
ATCコード | P01BB01 (WHO) |
PubChem | CID: 4923 |
DrugBank | DB01131 |
ChemSpider | 4754 |
UNII | S61K3P7B2V |
KEGG | D08428 |
ChEBI | CHEBI:8455 |
ChEMBL | CHEMBL1377 |
化学的データ | |
化学式 | C11H16ClN5 |
分子量 | 253.731 g/mol |
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クロロキンなど他の抗マラリア剤と併用して用いられるのが一般的である。
マラリア流行地域で生活する鎌状赤血球症の小児のマラリア予防にも長い事使用されている。
WHO必須医薬品モデル・リストに収載されている[3]。