ヘボン式ローマ字
日本語をラテン文字に転写するローマ字の表記法のひとつ / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ヘボン式ローマ字(ヘボンしきローマじ、英: Hepburn romanization)は、日本語表記をラテン文字表記に転写する際の規則、いわゆるローマ字の複数ある表記法のうち、日本国内および国外で最も広く利用されている方式である。
ジェームス・カーティス・ヘボン(James Curtis Hepburn)[注釈 1]によって考案された。
ローマ字の表記法としては日本式ローマ字およびそれを基にした訓令式ローマ字と競合する方式である。日本語話者向けに日本語の翻字さらには正書法(日本語ローマ字化)となることを目指して開発された日本式系と比べ、英語・ラテン語の発音への親和性を重視したヘボン式は外国人のための案内や日本語の翻訳用途に向いている。