中華共和国
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中華共和国(ちゅうかきょうわこく)は、1933年に発生した福建事変(閩変)の際、陳銘枢、李済深、および十九路軍の指導者によって、福建省福州で樹立された地方政権の名称[1]。福建人民政府(ふっけんじんみんせいふ)の名で呼ばれることが多い[1]。正式名称は中華共和国人民革命政府(ちゅうかきょうわこくじんみんかくめいせいふ)で「反日反蔣介石」を標榜した[1]。首都は福州市。中南銀行および中国銀行発行の銀行券を通貨とした。
1933年11月22日に正式な成立を果たしたが、1934年1月13日に国民政府中央軍が福州に進駐したため、政権の維持はわずか2か月足らずであった[1]。