『富士越龍図』(ふじこしのりゅうず、ふじこしりゅうず)は、江戸時代後期の浮世絵師葛飾北斎の最後の作品とされる肉筆浮世絵である[1]。北斎の娘である葛飾応為が手掛けたとする説もある。北斎館が所蔵する絹本仕立の一幅と、個人が所蔵する佐久間象山の画賛が記された紙本仕立の一幅がある。
さらに見る 項目, 富士越龍図(絹) ...
基本データ
項目 | 富士越龍図(絹) | 富士越龍図(紙) |
落款 | 嘉永二己酉年正月辰ノ日 宝暦十庚辰年出生 九十老人卍筆 | 画狂老人卍筆 |
印章 | 「百」白文方印 | 「ふしのやま」朱文方印 |
材質 | 絹本墨画淡彩 | 紙本墨画 |
サイズ | 95.5センチ×36.2センチ | 170.0センチ×88.5センチ |
画賛 | なし | あり(佐久間象山) |
所蔵 | 北斎館所蔵 | 個人所蔵 |
閉じる