愛と死をみつめて
日本の往復書簡集 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、1963年に出版された書簡集、およびそれを原作とした映画・テレビドラマ・ラジオドラマについて説明しています。その他の用法については「愛と死をみつめて (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
『愛と死をみつめて』(あいとしをみつめて)は、大学生河野實(こうの まこと=マコ、1941年8月8日 - )と、軟骨肉腫に冒され21年の生涯を閉じた大島 みち子(おおしま みちこ=ミコ、1942年2月3日 - 1963年8月7日)との、3年間に及ぶ文通を書籍化したものである。
1963年(昭和38年)12月25日、大和書房より刊行された。本書は160万部を売り上げる大ヒットを記録した。また、1964年の年間ベストセラーの総合1位を記録した[1]。
関連本として、大島著の『若きいのちの日記』や河野著の『佐智子の播州平野』も出版された。実際に交わされた手紙などをもとにした往復書簡集ではあるが、『世界の中心で、愛をさけぶ』や『いま、会いにゆきます』等の純愛小説の先駆け的存在であったといえる。ラジオドラマ・テレビドラマ・レコード・映画化された。
難病で死に別れる恋人をテーマにした純愛映画としては、アカデミー作曲賞、ゴールデングローブ賞を受賞した1970年公開のアメリカ映画『ある愛の詩』が有名であるが、それより6年先駆けて公開されている。