櫂 (小説)
ウィキペディア フリーな encyclopedia
『櫂』(かい)は、宮尾登美子の長編小説。1972年8月に第一部を自費出版し、1973年の第9回太宰治賞を受賞。同年12月および1974年3月に筑摩書房より上下巻にて刊行された。『春燈』『朱夏』『仁淀川』と続く自伝的四部作の第1作で、自らの父母をモデルに、大正から昭和初期の高知の花街を舞台に15歳で渡世人に嫁いだ薄幸の女のひたむきな生涯を描く[1][2][3]。
概要 櫂, 著者 ...
櫂 | ||
---|---|---|
著者 | 宮尾登美子 | |
発行日 |
1973年12月(上) 1974年3月(下) | |
発行元 | 筑摩書房 | |
ジャンル | 長編小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 上製本 | |
ページ数 |
(上) 299(下) | |
コード |
ISBN (上) ISBN 978-4-480-80105-0(下) | |
ウィキポータル 文学 | ||
| ||
テンプレートを表示 |
閉じる