老女 (ラ・ヴェッキア)
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『老女 (ラ・ヴェッキア)』(ろうじょ ラ ヴェッキア、伊: La Vecchia、英: The Old Woman)は、イタリア盛期ルネサンスのヴェネツィア派の巨匠ジョルジョーネが1506-1508年ごろ、キャンバス上に油彩で制作した絵画である。本来、名高い『テンペスタ』 (ヴェネツィア・アカデミア美術館) など他のジョルジョーネの真筆作品とともに少なくとも1601年までヴェンドラミン家に所蔵されていた[1]が、1856年にマンフリンのコレクションが購入されて以来[2]、ヴェネツィアのアカデミア美術館に収蔵されている[1][2][3][4]。作品は、現在も本来の額縁に収められたまま展示されている。