遺産相続 (映画)
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『遺産相続』(いさんそうぞく)は、1990年の日本映画。カラー、アメリカンビスタ(1.85:1)、110分。映倫番号:113269[1]。主演:佐久間良子、監督:降旗康男。製作・配給:東映(撮影:東映京都撮影所)。
概要 遺産相続, 監督 ...
遺産相続 | |
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監督 | 降旗康男 |
脚本 | 松田寛夫 |
出演者 |
佐久間良子 宮崎萬純 野々村真 小川真由美 |
音楽 | 篠崎正嗣 |
撮影 | 木村大作 |
編集 | 荒木健夫 |
製作会社 |
東映 (東映京都撮影所) |
配給 | 東映 |
公開 | 1990年10月20日[1] |
上映時間 | 110分[1] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
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莫大な相続税を負担することになった中小企業社長の遺族らが直面する壮絶な遺産相続争い(厳密には、遺産に含まれる自社株式の取り合いによる会社の経営参加権争い)を描いたブラックコメディ[1]。1989年の『社葬』のヒット(配収6億円)を受け[2]、同じ松田寛夫脚本で製作された。
東映育ちの佐久間良子が1968年の『大奥絵巻』以来(公開順)23年ぶりに東映映画に出演[3][4]。脚本も佐久間をイメージして書かれた[4][5]。佐久間は「今まで演じてきた役からは想像もつきません」と話し、男のたまんんを握り潰し、途切れることなくプカプカタバコを吸い続け、気性が激しくしたたかな女性を力演した[4][6]。映画出演も1983年の『細雪』以来10年ぶりだった[5]。