シナモンロール
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シナモンロール(英: cinnamon roll)は、シナモンの風味が特徴的な菓子パンで、イースト入りのパン生地を大きめの長方形に伸ばし、表面にバターを薄く塗り、シナモン、砂糖をまんべんなくふりかけ、ロール状に巻き(レーズンを中に巻き込む場合も)、それを一人前ごとに輪切りにし、切り口を上にしてオーブンで焼いたものである。英語ではシナモンバン(cinnamon bun)やシナモンスワール(cinnamon swirl)とも呼ばれている。
北欧、中欧や北アメリカで浸透しているペストリー(小麦粉を練った菓子)の一種である。スウェーデンで発明されたと考えられている。
焼き上がったものにアイシングと呼ばれる砂糖衣(粉砂糖と水だけで作られるものが一般的だが、バターや牛乳、卵白、クリームチーズなどを加えたり、香料や着色料を用いる場合もある)や、砂糖シロップ、北欧で一般的なニブシュガーという胡麻粒状の砂糖、フロストシュガーなどをトッピングすることもある。
シナモンロールの大きさは店によって様々であるが、小さいものは直径5センチ程、大きいものは直径10センチ程である。一番大きいものはフィンランドのコルヴァプースティ(英語版)で、直径20センチ、重さは200グラムにもなる。その他、スウェーデンのカネルブッレ(英語版)やドイツのシュネッケン(英語版)が有名。シナモンロールを主力商品とするチェーンストアもあり、米国のシナボン、カナダのシンゼオ(英語版)などがある。